アマニの栄養素について

文科省「食品標準成分表(七訂)」

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アマニの3大栄養素



α-リノレン酸

体内で作ることのできないn-3系(オメガ3)脂肪酸の1つ。青魚に多く含まれるDHAやEPAと同種の脂肪酸で、摂取量が少ないと血液ドロドロやアレルギーの原因に・・・

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アマニに含まれるα-リノレン酸は体内で生成されない必須脂肪酸
アマニには植物の中でも最も多い、100g中 24.7g というα-リノレン酸が含まれています。このα-リノレン酸は、食が飽和状態にある我々に不足している栄養素として、重要項に挙げられています。 α-リノレン酸は、オメガ3系の必須脂肪酸のひとつで、体内合成ができないために、食品から摂取しなければなりません。昔から日本人は、主として青魚(鰯、マグロ、さば)等からこのα-リノレン酸を摂取していましたが、食における魚離れのため、現代の若い人達には特に不足していると考えられる脂肪酸です。
α-リノレン酸の効果
体内に入ったα-リノレン酸は一部が動脈性疾患に効果が認められているEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。 総じて、オメガ3系の脂肪酸には、アレルギー性疾患を改善し、脳細胞を活性化する一方、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・高血圧などの予防に効果があり、体内からの異物に対して体を守る免疫機能の改善および促進にも働きがあると、数々の論文が発表されています。(カナダアマニ協会発行; “Flax-A Health and Nutrition Primer”)さらに、健康にとって重要な点は、オメガ3系とオメガ6系の摂取の比率にあると一部には指摘されています。理想的な比率は1:4であると発表されており、我が国の厚生労働省第六次栄養所要量の中でも1:4の比率が推奨されています。
n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸
この2つの脂肪酸群はそれぞれにヒトの体調を整えるために重要な機能を持っていますので、どちらかに偏ることなくバランスよく摂取する必要があります。しかし 欧米化の傾向が強くなった現代の日本の食生活においては、n-6系脂肪酸が含まれる食材が多く、n-3系脂肪酸を摂ることが少なくなってきました。厚生労働省の発行する「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、n-3系脂肪酸の摂取目安量として、成人1日あたり1.6~2.4g摂取するようにすすめています。
食品に含まれる脂肪酸の比較

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食物繊維

お腹の調子を整えることで知られている食品に含まれる繊維質。アマニには便秘解消に重要な不溶性と水溶性両方の食物繊維が含まれている。

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24%の食物繊維を含むアマニ
ローストしたアマニ(可食部)の24%が食物繊維です。 食物繊維には、水溶性と不溶性の食物繊維があり、アマニにはその両方がおよそ2:3の割合で含まれています。厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」(2015年版)には1人1日当たりの食物繊維の摂取目安量を20歳以上の男性で19.8g以上、女性で17.8g以上としています。平成26年国民健康・栄養調査結果と摂取目安量を比較すると、男性で5.4g、女性で3.9gの食物繊維が不足している結果が出ています。
食物繊維の効果
食物繊維は腫瘍の成長を促進する胆汁を排泄させ、腸内の有益なバクテリアの成長をうながすと言われております。また、過剰な糖分、脂質の吸収を抑える働きがあり、消化にかかる労力を軽減し、大腸癌を予防する効果があるとも発表されております。
食物繊維が多い食品
アマニの繊維総量は、その種子の重量の24%になり、水溶性と不溶性の食物繊維がおよそ2:3の割合で共に含まれていてダブルの力を発揮します。

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リグナン

抗酸化作用をもつポリフェノールの1つ。大豆イソフラボンと同じような女性ホルモン様の働きにより、女性の体調を強力にサポート。また、コレステロールの調整作用も。

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植物の中で最もリグナンの含有量が多いアマニ
リグナンはポリフェノールの一種で、アマニ100g中には、約1.2グラムのSDG(セコイソラリシレシノール2-グルコシド)と呼ばれるアマニ特有のリグナンが含まれています。現存する植物の中では、リグナンの含有量が一番多く、他の植物の数百倍にあたります。 リグナンおよびイソフラボンは、腸内細菌により女性ホルモンのエストロゲンの働きをする物質に変化します。

リグナンの効果
心臓疾患、骨粗しょう症はホルモンに関連した疾患であり、エストロゲンが減少するとおこりやすいため、リグナンを摂取することにより予防できる可能性があります。 また、乳癌・卵巣癌・前立腺癌の予防や、 LDL(悪玉コレステロール)を減らし、HDL(善玉コレステロール)を増やし、血圧を下げ、動脈硬化症、炎症をおさえる効果が有ったとの研究成果が、カナダアマニ協会の本に紹介されています。

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